お知らせ
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下:インテージ)の定性調査専門のグループ会社、株式会社インテージクオリス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小島 賢一、以下:インテージクオリス)は、株式会社エクォス・リサーチ(東京本社研究所:東京都千代田区、取締役社長:樅山 尚久、以下:エクォス・リサーチ)と協働し、オンラインワークショップシステム「DIGI-LAS」の開発を開始しました。2021年1月の提供開始を予定しています。
本システムは、企業が商品・サービス開発などさまざまな目的のために実施する「ワークショップ」をオンライン上で行うために開発したものです。デジタル付せんやビデオチャットといった機能を実装し、オンライン上でも議論やアイデア出しを活発に行うことが可能です。また、組織内の会議やディスカッション、教育機関での共同研究など多様な用途でご活用いただけます。
近年、マーケティング活動の意思決定や新事業開発、新商品・サービス開発のフェーズにおいて「ワークショップ」を活用する企業が増えてまいりました。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、大人数が1カ所に集まり密に議論をする、従来の形でのワークショップは開催が難しくなっています。そこで、オンライン会議システムやオンラインホワイトボードを使って、オンライン上でのワークショップ(以下、オンラインワークショップ)が開催されるようになりました。
オンラインワークショップは、「どこからでも参加できる」「画面上で資料の共有がしやすい」「ワークの保存がしやすい」「インターネットで検索したイメージ画像などを共有しやすい」といったメリットがある一方で、さまざまな課題も浮かび上がってきています。例えば、ツールによっては英語のインターフェースしかなかったり、ワークをする上で外部のツールを組み合わせて使用する必要があったりするなど、企画や実施に制限がある場合も少なくありません。
そこで、ワークショップの企画・実施に知見を持つインテージクオリスと、自然言語処理をはじめとした技術を持つエクォス・リサーチは、リアルの場に集うワークショップの良さとデジタルの強みを兼ね備えた新しいオンラインワークショップシステムの共同開発に着手しました。
本システムは、日本語のインターフェースで、ワークをする上で必要な機能やツールが組み込まれているため、外部のツールを組み合わせて使用する必要がありません。また、エクォス・リサーチの言語処理を活かした機能が搭載されており、リアルの場に集うワークショップを単にオンライン上で再現するのではなく、デジタルでさらに進化したワークショップを行うことが可能になりました。
DIGI-LASは、エクォス・リサーチがシステム開発・運用・保守し、インテージクオリスが販売する予定です。
今後もインテージクオリスは、生活者の行動・心理の深い理解とテクノロジーを融合させ、お客さま企業の商品開発やマーケティングを支援してまいります。
【株式会社インテージクオリス】
年間13,000人以上の生活者インタビューを実施する定性調査会社です。30年以上にわたる豊富な経験をベースに、常にイノベーティブな調査手法で生活者の実像に肉迫し、お客さま企業のマーケティングを支援しております。
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩)は、「Create Consumer-centric Values ~お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、さまざまな業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、共に生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。
優れた移動体である「馬」(ラテン語でエクォス)の様な車の実現を目指し活動を開始した会社です。現在は「車」のみならず「未来社会における“人の想い”」にフォーカスし、“人の想い”を実現する商品の開発に挑戦している会社です。
株式会社インテージクオリス 広報担当:星(ほし)
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