調査⼿法
最近、セミナーや講演会やSNSで「グラフィックレコーディング」「グラレコ」
「ビジュアルシンキング」といった、絵でリアルタイムで記録されたものを
ご覧になる機会が増えているかもしれません。
グラフィックレコーディングとは、言葉の通り
グラフィック(絵)で、レコーディング(記録)する手法で、
ニュース番組や、著名人が活用するようになり始め、
最近ビジネススキルとしても注目度が高まっているようです。
(グラフィックレコーディングについてはリサーチサービスにも掲載しています)
グラフィックレコーディングは、以下のような効果があると言われています。
本当は違うものを同じ言葉で表現することがあり、
その認識がずれていることに気づかないまま議論や対話が進んでしまった時に
判断を違えてしまうことがあるかもしれません。
しかし、議論やインタビュー内容をグラフィックを使って可視化することで、
参加者同士の認識・理解度を揃え、次の一手を議論するのに役立ちます。
例えば・・・インタビューの発言録(文章)に残る「おいしい!」の言葉。
ただ、「おいしい!」の中には、
の時と
の時がありませんか?
文字に残すと、どちらも「おいしい!」だったりします。
どっちの「おいしい!」がよりおいしかったのか。
それ、グラフィックレコーディングで記録できます。
対象者が話をしている表情、「このくらいの大きさ」で「こんな感じで」
といったジェスチャーをグラフィックで記録することで、インタビューの
空気感を含め記録しておくことができます。
リアルタイムで記録をするので、途中参加の方に共有する時も
パッと見て理解してもらえます。
インタビュー後そのままお持ち帰りいただけるので、
当日中に社内報告がある時にもご活用いただけます。
また、絵があることで記憶にも残りやすく、時間がたった後でも
「あの時のあれ」の話でメンバーが同じものを想起するのにも役立ちます。
目的をベースに議論を可視化していくので、途中で話が脱線しても
目的を見失わずに議論を進めることができます。
テーマ:「10年後の日本」
発言量も可視化されるので、発言の少ない人を促すこともでき、
全員の参加を促すことにも有効です。
他のグループの様子をチラッと見てみることが難しくなった
オンラインワークショップでも、グラフィックレコーディングは、
そのチラ見を可能にします。
インテージクオリスでは、既存のリサーチサービスに
グラフィックレコーディングを追加することで
定性調査をよりよいものに革新していきます。
グラフィックレコーディングでは絵や図を使って、参加者の発言や頭の中にあるイメージを可視化し、アイディア出しや議論の整理を行うことができます。ワークショップ等で一度グラフィックレコーディングを試してみてはいかがでしょうか。インテージクオリスでは課題やテーマに合わせたワークショップの企画から運営、グラフィックレコーディングの実施を承っております。お気軽にお問い合わせください!
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