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コラム

【本当に罪の味なのか】 はらぺこ社員がギルティ弁当を食べてみた

2021.11.04
株式会社インテージクオリス  マーケティング戦略支援室  五十嵐 優美

今回ご紹介するのは、先日クオリスWEBマガジンで開発プロセスをご紹介した(https://www.intage-qualis.co.jp/magazine/archives/1620/) 10月18日発売のプレナス×立教大学のコラボ商品「~ラザニア風パスタ~ギルティ弁当」(以下、ギルティ弁当)の、喫食体験レポートです。

※ほっともっとグリル 要町店、池袋北店、東池袋4丁目店で販売中。期間限定販売商品のため売り切れの際はご了承ください。

コロナ禍で対面でのワークショップが難しく、弊社がオンラインワークショップツール「DIGI-LAS(デジラス)」※1をご提供し、共創未来会議※2を実施することで新商品のコンセプトづくりにご協力した案件でした。

アイデア出しのワークショップやブレストを対面で行うことが難しくなっているこのご時世だからこそ、新商品のコンセプト発掘のために、オンラインでワークショップなどを開催できるDIGI-LASは必要だと感じました。

※1「DIGI-LAS(デジラス)」とは
(※DIGI-LASは2023年4月30日をもってサービス提供を終了いたしました)

オンラインワークショップに特化したアプリケーション。ビデオ通話とホワイトボード機能が一体となり、さらにデジタル付箋や画像検索機能などワークショップに必要な機能が一つになった新時代のツールです。メインルームとサブルームの設定が可能で、オフラインでのワークショップをオンラインでも再現できます。

※2「共創未来会議」とは

生活者と企業の担当者が同じテーブルを囲み、共創しながらワークショップを実施することで、生活者ニーズに基づいたアイデアや仮説を抽出する手法。理解を深めながら生活者ニーズに基づいたコンセプト案を作成します。

販売店はギルティ弁当一色!

10月某日、ギルティ弁当の販売店舗へ向かうと、店頭に大きいポスターが。プレナス様のギルティ弁当に対する力の入れ具合が伝わってきました。

店内に入り、まず目に入ったのは棚の上段に設置してあったギルティ弁当のコーナー。店員さんの手書きと思われるPOPにギルティ弁当をおすすめしている熱意を感じ、弊社が関わった商品が色々な方に、色々な方法でアピールされていることを思うと、新人社員ながらじんわりと嬉しく思いました。券売機でギルティ弁当(価格990円)を購入し、カウンターで受け取った時、かなりずっしりしていると感じました。今まで購入してきたお弁当に、こんなにも重さを感じたことがあっただろうか。食べる前からワクワク。

ずっしりとしたお弁当。いざ実食!

左:立教水(ギルティ弁当購入者へ先着順でお渡し、なくなり次第終了)、右:ギルティ弁当

オフィスに戻り、いざ実食!となりましたが、普段そこそこの量を食べる私でも、約700gの重さ、約1500キロカロリーということや、店頭のポスターに大々的に書かれている「ストレス発散! 圧倒的満足感!」や「超絶ハイカロリー!」の言葉が頭をよぎり、果たして本当に食べ切れるのかという一抹の不安が。こんなにボリュームのあるお弁当を見るのは初めてで、ビビり倒しながら、スリーブを外し、蓋を開け・・・。すると、そこには魅惑の世界が。

ぷりぷりの半熟目玉焼きに、サクッとしてそうな黄金色のメンチカツ。今にもかぶりつきたくなるから揚げ。ファーストインプレッションは、手短に表現するなら、おかずがぎっしりと詰まった夢の国!

いざ、喫食。

最初に、から揚げをいただきました。一口で食べられるか心配になる大きさ。周りの人が誰も私を見ていないことを確認し、一口で一気にいきました。と、次の瞬間・・・。「うまい!」 

これが…罪の味か…。まず初めににんにくの風味、同時に鶏肉のジューシーさに圧倒されました。食べていることを忘れるほど柔らかく、一瞬で口の中から無くなりました。この美味しさを上手に表すことの出来ない自分のボキャブラリーの無さが憎い…。

一気に3つを食べたところで、から揚げは残り1つ。次はメンチカツにチャレンジしました。これも一口で!サクサクしており、揚げ物なのに軽く食べられる一品。さらに、ぷりぷり目玉焼きは、箸休めにちょうどよいさっぱりおかず。卵好きにはたまらない半熟感でした。

上部に乗っていたおかずが減り、楽しみが終わったかと思いきや、下にあるパスタが登場しました! (いい意味で)想像していたものと違う…。

コンビニエンスストアのお弁当の揚げ物の下に敷いてあるパスタを想像していました。ギルティ弁当も上のおかずがメインなんでしょ〜?と思っていましたが、メインは下にもありました。ソースやチーズがたっぷり絡まったトマト味のパスタ。ワクワクしながら食べようとするも、たっぷりのソースが絡まった重量感のあるパスタが、箸でなかなか持ち上げられない!やっとのことで口に運ぶと、ミンチ肉入りデミソースが美味しすぎる!太い麺によく絡んでいる!よく見ると、ジャガイモも入っていて芸が細かい!味もしみしみ。味が何重にも層になっていて、全く飽きない!天才なのか!?

ここで、タバスコが付いていたことに気が付き、使ってみました。タバスコ辛い!けど、酸味でさっぱり!かけることで味変になり、最後までモグモグ美味しく食べられました。

最後の一口を食べ、ごちそうさま。ギルティ弁当を食べきるのにもっと時間がかかると思いましたが、あまりのおいしさに箸が進み、15分で食べきることができました。また、この量のお弁当を食べ切ったという達成感と、その美味しさにパンチを食らわされた気分になりました。そして、この清々しさ。こってりした物を食べたにもかかわらず、どうしてこんなにも気持ちが晴れているのだろうか。

大盛り系のメニューは味がイマイチなものが多い印象でしたが、ギルティ弁当は味も量も消費者の要望を完全に理解していました。オンラインワークショップで、食べることが大好きな学生たちがたくさんの意見を出してくれて、それをプレナス様が実現してくださったおかげです。

さらに、注目すべきはその中毒性。食べた直後は確かにお腹がいっぱいで、今日はもう食事はいいや…という気持ちでしたが、その日の夜にはもう、「なんとなくこってりしたものが食べたいなぁ…」、その次の日になると「あぁ、ギルティ弁当、めちゃくちゃ食べたい!」とギルティ弁当のことを考える日々がしばらく続きました。

ギルティ弁当を食べたら新たな世界が広がるかも?この感動は食べた人にしか分からない!ぜひぜひ一度お試しくださいませ。

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